ビルの谷間に埋もれた夢もいつか芽吹いて
花を咲かすだろう信じた夢は
咲く場所を選ばない
僕らこの街に落とされた影法師
みんな光を探して
重なり合うときの流れも
きっと きっと きっと
追い越せる日がくるさ
風の無い線路道
五月の美空は青く寂しく
動かない千切れ雲いつまでも浮かべてた
どこにももう戻れない
僕のようだと囁く風に
キラり舞い落ちてく
涙
散り際にもう一度
開く花びらは あなたのように
聞こえないガンバレを
握った両手に何度もくれた
消えそうに咲きそうな蕾が
今年も僕を待ってる
今もまだ掴めない あなたと描いた夢
立ち止まる僕のそばで
優しく開く笑顔のような
蕾を探してる 空に