【初音ミク】オリジナル曲「龍ノ啼ク箱庭拠リ」FULLバージョン
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1755073
夜の帳下りて 月が舞台照らす
私は一人踊るの
これは影の叙事詩 誰も知らぬ物語
語られることなき記憶
今宵拝跪す(はいひす) 地の徒が為
龍刻縛す 意思の暗闇(やみ) 深淵く(ふかく)根を張り
閉ざされた森の中 息潜め待つ
絡まる蔦断ち 楔外る(とる)
意味を 知りて
茨草喰い込む 身体抱き昇る
災う力解けせど
遠く龍啼く空 届かぬ声重ね
いつか 碧空(へきくう)に帰らん
此の身体回紆す(まわす) 血の軌跡を
准り蠢く 其の鼓動は 深淵くへ潜み
私の中で彼方 息潜め待つ
戒められし身体 羨望む(のぞむ)
意思(もの)の宿命(さだめ)
暗き泉の淵 月が水面照らす
私の姿映るわ
今宵流れるのは 誰も知らぬ円舞曲(ワルツ)
歌われることなき旋律(メロディ)
原始の記憶 誘う彼の地を想い
煌く星達 彩る天空は遠く
龍啼く 箱庭の中
吐息は灼熱の焔を喚びて
深き森の最奥で(おくで) 独り彷徨う日々
道標(みち)は見えると信じて
翼の戒めに 秘められし存在
制し空へ帰らんと
双頭の龍舞う 遥かなる彼の地は
古拠り変わらずに
月が紅く染まる 約束の其の日を
恋焦がれ(こがれ)焼けた涙 頬を伝い堕ちる
茨草喰い込む 身体抱き昇る
災う力解けせど
遠く龍啼く空 届かぬ声重ね
いつか 碧空(へきくう)に帰る日
想い 祈る