このことをひまわりの神様である太陽神にお話しすることにしました.
心が熱い太陽神はこの話を聞き、二人の思いに厚く心を打たれ、しばし大粒の涙を地上に落としていました。
そして、涙を拭うと太陽神は言いました。
「ひまわりよ!一花一願の約束は守らねばならないが、若者と娘の二つの願いはお互いが幸せになるという一つの幸せだ。叶えてやろう!」
そういうと太陽神はさんさんと輝き、若者と娘の村に愛の光を惜しみなく注ぐのでした。
すると、どうでしょう!!
村中の全ての村人は思考停止になり、あれほど疑われた2人も、無事処刑されずに済んだのです。
そのおかげで、二人はめでたく結婚してお互いを思いやる幸せな生活を送るようになりました。