ダグラス「特技はおでことありますが?」
パティ 「はい。おでこです。」
ダグラス「おでことは何のことですか?」
パティ 「魔法です。」
ダグラス「え、魔法?」
パティ 「はい。魔法です。光で狼全員をひるませる事ができます。」
ダグラス「・・・で、そのおでこは当村において生活していくうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
パティ 「はい。狼が襲って来ても守れます。」
ダグラス「いや、当村には襲ってくるような輩はいません。それに人に危害を加えるのは犯罪ですよね。」
パティ 「でも、手数も増えますよ。」
ダグラス「いや、手数とかそういう問題じゃなくてですね・・・」
パティ 「あれあれ?怒らせていいんですか?使いますよ。おでこ。」
ダグラス「いいですよ。使って下さい。おでことやらを。それで私を護衛したら帰って下さい。」
パティ 「運がよかったな。初日は護衛出来ないみたいだ。」
ダグラス「帰れよ。」
翌朝、大工 ダグラス が見るも無残な姿で発見されました。