『桃太郎が鬼に土下座』
「桃から生まれた」のフレーズで一世を風靡し、
鬼ヶ島を制覇したことで知られる桃太郎容疑者(24)が、
鬼ヶ島に渡る直前、たまたま村近くの陸にバカンスに来ていた鬼の親分に土下座、
八百長を申し込んでいたことが警視庁の取り調べにより判明した。
桃太郎容疑者は「桃から生まれたという境遇が理由で
小さい頃からいじめを受けていた、化け物扱いだった」と話し、
さらに「望んでもいない鬼退治を強要された、人間に鬼を倒せるわけがない。
なのに周囲の人間は“同じ化け物だろうが桃野郎”と言って
無理やり俺をロープで縛り付け、船の上に乗せられ出航させられた。
途中、いっしょに乗っていた船頭さんが俺の顔にザリガニを乗せてきた」
と話しているという。この件に関し鬼の親分は
「あまりにも可哀想で見ていられなかった。
彼と私がしたことは多くの人を裏切る行為だと思う。心から反省している」と話し、その上で
「非があるのは私と彼だけではない、彼に重荷を背負わせた周囲の人間にも非はあるはずだ」と
増発する人権侵害に鋭くメスを入れた。この件に関し、金太郎さんは
「最近の桃太郎は本当に辛そうだった、今はただゆっくり休んでほしい」
浦島太郎さんは「自分の事だけで精一杯です」
とコメントしている。