円卓の騎士(えんたくのきし、Knights of the Round Table)とは、アーサー王伝説でアーサー王(5世紀か6世紀ごろのイングランドの伝説の王)に仕えた騎士を指す。12人で円卓を囲み、王への忠誠を誓ったことからその名がついた。狭義には、この円卓に座ることが許された騎士のみを円卓の騎士と呼ぶが、広義にはアーサー王配下の他の騎士たちも円卓の騎士と呼ぶ。
円卓の由来は伝承によってさまざまだが、その一つとして、主君と臣下の分け隔てをしないためにアーサー王が上座下座のないようにと円卓を考え出した、というものがある。 今日でも国際会議などでよく使われるラウンドテーブル(円卓)は、ここから由来している。