6466村 身内G組村

　ふむ……まだ集まっていないようだな。　今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。

僕がキラだ

お邪魔いたします

ルーサー神父、聞きましたか
あの話を？

犬が暴れているという話でしたでしょうか？

まさに大暴れですよ。
じゃなくて、狼です。人狼が出るんですよ。

人狼って月を見ると興奮するのですかしら。

おや、狼でしたか、失礼。
そのような者が跋扈しているとは、世も末ですね。
私達の前に現れないことを祈りましょう。

丸い形にも反応するというな。
それで判別できれば、容易いものだが。

月には不思議な力がある、と昔から言いますからね。

皆様、お茶か珈琲でもいかが？
見習いですけれど美味しいのを淹れますわ。

丸い形ですか…お盆でもいいのですかしら。

そういえばティーカップも丸いですね。
まさか私を疑っているわけではないですよね？

それじゃブラックでコーヒーをもらおうか。
君たちが人狼で丸に反応したからといって、
襲い掛かってこないでくれよ。

牧師様が人狼だなんて…誰も信じられなくなりますわね。

珈琲と紅茶ですわ、どうぞ。
私はカフェオレをいただきますわ。

人狼はその場で襲い掛かってきたりするのでしょうか。

ありがとうございます。
美味しい紅茶ですね。

人狼といえど多勢に無勢ではかなわないようで、人前で襲いかかることは無いようですね。
上手く潜伏するだけの知恵があるとすると…やっかいな相手かもしれません。

僕にもわからない。本の中でしか読んだことがなかった
人狼が出てくるんだ。世も末なのさ。
牧師か、あるいは僕が人狼でもおかしくはない。

君もかわいい顔をしているが、猫をかぶっていたりしてね。
フッ、狼が猫とは……

お褒めいただき嬉しいですわ。

今も人になりすまして生活を送っているのでしょうか。
共存する道があればいいですのに。
人間ではなく牛や羊を襲っては生きていけないのですかしら。

共存は難しいでしょうね。
何よりも人間が自分達より力のある者を恐れますから。
害がなくともまるで魔女裁判のように人狼狩りが始まるでしょう。

共存？
無駄なことさ。相手はケモノなんだぜ。
人の言葉なぞ通じるものか、殺しあうのみさ。

人間同士の醜い罪のなすりつけあいを、楽しそうに眺めているのさ。

一説には人語を解する者もいるようです。
ただ、言葉がわかっても会話が成り立つかはわかりませんね。
人間同士でも会話の成り立たない相手はおりますから。

そうなのですか…悲しいことですわ。
でもわたくし達の命をむざむざと奪われるわけにはいきませんわ。

戦わねばならないというのなら、戦うまで。

ネリー様は優しそうなお顔とは裏腹に、随分勇敢なのですね。
私などは理解を超えた出来事に出会ってしまうとつい主に救いを求めてしまいます。

ははは、二人とも勇ましいですねえ
あなたたちの中に人狼がいると思ったら、
なんだか背筋が寒くなってきましたよ。

うふふ。死んでしまってはおしまいですもの。

怖がって怯えているばかりではありませんわ。
ラッセル様も男の方でしょ、しゃきっとなさって。

そういうラッセル様が人狼かもしれない、ということでもありますね。
周りの人を信用できないのは怖いことです。

人狼だって？嫌なこっちゃねぇ。

ノーマン様こんばんは。
冷えますわね…紅茶でも…いえ、あなたさまなら
お酒を嗜まれますかしら。

ノーマン様も噂を聞かれましたか。
本当に、嫌な話ですね。

すまんね。
温まり易いのをキューっと、頼めるかな。

牧師さんよ、人狼が出るってのは世も末ってこった。

ウイスキーでよろしいかしら。
旦那様の戸棚にあったものですからきっと良いものですわ。
どうぞ。

あくまでも噂は噂、ですよ。
人々の不安が人狼の影を生んでいるのかもしれません。
迷える子羊たちに主の導きがあらんことを。

おぅメイドさん、ありがたい。

こんばんは、ノーマン。
……酒臭いな。

学生さんも、おやんなさいな。
不安なら……なお更な。

ラッセル様は酒は嗜まれないのですか？
陰気な日には酒の力を借りてみるといいかもしれませんよ。

酒ですか。
僕はこのコーヒーのままで十分ですよ。
おめおめと前後不覚になるわけにもいきませんからねぇ。

長い夜になりそうですわね。
カフェインを摂取したほうが良いですかしら。

気持ちを明るくしたほうがいいと思いますけれど。
何か音楽でも流しましょうか。

やぁ、今夜も冷えるね♪

こんばんは、メイ様。
学生が増えると賑やかでいいですね。

メイ様は未成年ではなかったかしら。
ジュースでも如何？
クッキーもありますわよ。

おや、また学生さんかい。

やあメイ　やってきたね

ではネリーのおすすめの音楽をやってくれ
気持ちの明るくなる、美しい旋律のものがいいな

私こう見えても大学生ですわ。
カルピスいただけるかしら♪

音楽はいいですね。
明るい音楽は場を明るくします。
人狼は音楽を聞いて、何を思うのでしょうね。

カルピスですね。うふふ。
どうぞメイ様。

音楽は確か旦那様のレコードがありますわ。
明るく晴れ晴れとした選曲にしますわね。

彼らに音楽を理解する能力があるのだろうか（笑）
あったとしても、人間とは違ったものを好むのでしょうよ。

ネリー、美しい音楽をありがとう。

メイドさん、すまんがお替り頼むよ。

そうですわね。人狼…狼というくらいですから。
耳や尻尾はあるのかしら。
うふふ。どういたしまして、ラッセル様。

ええ、どうぞノーマン様。
サラミがありますからお摘みにどうぞ。

ネリー様、私にも紅茶をもう一杯お願いします。
美味しい紅茶は体だけでなく心も温まりますね。

寒い夜だもんな。
内側から暖めていないとやっていられないよ。

わかりましたわ、牧師様。
こんな時こそ気持ちを落ち着けておきたいですわね。

耳と尻尾ですか。
メイ様に耳や尻尾が付いていたらと考えると、可愛らしいですね。
本物の人狼もそのように可愛げのある輩ならよいのですが。

はい、紅茶です。
確かにとても冷えますわね。
暖炉に薪をくべたいのですけど。どなたか手伝ってくださいませんか。

ありがとうございます。
お礼と言っては何ですが、私が手伝いましょう。

獣は火を怖がるといいますが、人狼も火は苦手なのでしょうか。
苦手ならばなるべく火の側で過ごすようにした方がいいかもしれませんね。

まあ、嬉しいですわ。
力仕事はどうしても苦手なんです。
だから見習いのままなのでしょうけど…。

これで少しは暖かくなりますわ。

牧師と女に力仕事を任せるのか。
なんとも良心に訴えるじゃないか。僕も手伝うよ。

獣に近いなら違いねぇが、人に近いならどうなんだろうかねぇ。
火の傍で一緒に居るのかも知れないぜ。

ありがとう。
全員でずっと身を寄せていれば人狼も襲ってこられない
かもしれませんわね。
夜は長いですからそうもいかないのでしょうかしら。

ありがとうございます、ラッセル様。
実は私も力仕事は少々苦手でして。
やはり若い方にはかないませんね。

12時に始めます

無事この長い夜を越えられたら皆さんで
パーティをしましょう。
お料理を沢山作りますわ…ドレスだって着てみたい。
だから…何事も起こりませんように。

ふぅ〜、今日もよく働いたべさ。

こんばんは、グレン様。
今日もお疲れさまです。

お疲れ様ですわ、グレン様。
お茶をどうぞ。蒸したタオルも用意しますわね。

牧師様、こんばんわですだ。

おっとっと、もうそろそろですか♪
カルピスありがとっ！

こんばんはグレン。
この村に人狼が出るそうだよ。恐ろしいことさ。

全員で生きながらえることができればいいが。
僕も君の着飾った姿を見てみたいよ、ネリー

おう、グレン。