ロバがしばらく歩いていると、一匹の小柄なイヌが落ち込んだ様子で道端にたたずんでいました。
○ロバ(mimu):「こんな所でどうかしたのかい?」
◇イヌ(エリザベス):「どうもこうもおまへんがな。こないだまで勤めっとった社がクビにな りましてん。あまりにマゾすぎて、他の仲間から『変態』『どM』と言われましてな、はは…やりすぎましたわ。」
○ロバ(mimu):「それはそれはお気の毒に。実は僕も,最近村をやめさせられたんだ。」
◇イヌ(エリザベス):「そうでっか。お互い様でんな。」
○ロバ(mimu):「ところで君は何かアテでもあるの?」
◇イヌ(エリザベス):「いや、なにもおまへん。」
○ロバ(mimu):「だったら、僕と一緒にバンドをやらないか?僕はベースをやるから君はドラムをやればいい。」
◇イヌ(エリザベス):「そうでんな。ほかにアテもあらへんし。」